老舗米国ギターブランドの「グレッチ」とチバユウスケ(The Birthday)の契約により、The Birthdayのチバユウスケ(ヴォーカル、ギター)のシグネチュア・ギター・モデルG6119T-62TB-YC Tennessee Black with Bigsby®が実現。

ギタリストとしても長年のキャリアと実力の持ち主であるチバユウスケは、かねてより何本ものグレッチ・ギターを所有し、ステージやレコーディングで使用してきました。
今回、グレッチとのシグネチュア・モデルの製品開発にあたり、積極的に彼のこだわりを随所に採り入れ、グレッチに求めるギターとしての美しさと操作性、ステージでも映えるサウンドを叶えるべくシグネチュア・モデルを完成させました。
さらに、チバユウスケ本人も自身のシグネチュア・モデルを製作する現場へ赴き、試作段階の製作工程を直に見ることでギターの構造や製造プロセスなどの造詣を深め、弾きやすさを追求したネック・グリップは本人の好みにしっかりと合わせるなど、細部に至るまで多くのアイディアを投入しています。

Photos by Maki Ishii

ファースト・サンプルのギターを1年以上の歳月を掛けて、あらゆる状況下における演奏や実際のステージでのロード・テストを重ね、一切の問題がないことを確認し、今回のシグネチュア・モデルG6119T-62TB-YC"テネシー・ブラック"が誕生しました。
1958年に誕生したグレッチのテネシアン(現在のテネシー・ローズ)モデルは、1962年にモデル・チェンジをしました。
G6119T-62TB-YCは、その1962年モデルを基本スタイルにしつつ、妥協なく彼が望んだとおりの仕様をすべて注ぎ込み、彼の求めるサウンドに仕上げました。
グレッチの長い歴史の中で様々なスタイルのパーツがその年代ごとの流行に合わせて生まれてきましたが、年代を問わず様々なグレッチを弾いてきたチバユウスケならではの視点で、彼の理想とするギターを具現化しています。
彼のこだわりは構造からパーツの選定にまで至り、細部にわたりその仕様が反映されています。
それぞれ異なった年式のボディー・シェイプや搭載パーツをバランスよく採り入れたデザインのため、今までのグレッチにありそうでなかった新しいルックスが魅力です。

[ ボディー]

ボディーはメイプルを用い、高度なプレス技術によって、美しいトップアーチを生み出しています。
G6119T-62TB-YCは、グレッチ・ホロー・ボディーの中でも小ぶりな16インチ幅、薄めの2インチ厚のシングル・カッタウェイ・ボディーで、演奏性に優れています。
自身の愛用してきたテネシー・ローズのボディー・シェイプと同様に、現行のテネシー・ローズとは若干異なった1989年に誕生したテネシー・ローズのシェイプ(チバユウスケ所有のテネシー・ローズは1999年製の同シェイプ)を採用しています。
ボディー・トップとネックにはエイジド・ホワイトのバインディングが装飾され、グレッチでは珍しいフェンダー・タイプのストラップピンが取り付けられています。
内部のブレイシングは、サウンド・ポストの無いパラレル・トーンバーを採用し、トップのヴァイブレーションがボディー全体に広がり、内部でバランスよく響く構造となっています。
一見するとfホールが空いたホローボディーに見えますが、これはシミュレーテッドfホールと呼ばれるダミーのfホールで、実際にはボディー・トップにfホールは空いていません。
これは1962年のテネシアン・モデルに使用された仕様で、独特のトーンを生み出し、不要なフィードバックを防止する役目を担っています。

[ネック、ヘッド]

演奏性に大きく関わるネックのシェイプは、特にこだわった点で、長年彼が愛用してきたテネシー・ローズから細かく採寸して作られ、しっかりと手になじむUシェイプの形状です。
ローズウッド・フィンガーボードには、エイジド・パーロイド・インレイのネオクラシック・サムネイル・ポジション・マーカーが入っています。
サムネイルとは、ネックを握った際の親指の爪のような形状から名付けられたもので、グレッチの代表的なポジション・マーカー形状の一つです。
ヘッド・シェイプはナッシュビルにも採用されているスモール・ヘッドと呼ばれるもので、全体にすっきりとした印象を与えます。
ヘッドストックのロゴにはエイジド・パーロイドを使用し、1967年ヴィンテージ・テネシアン・スタイルのグレッチ・ロゴのインレイとなっています。
また、1959年のテネシアン・モデルにも採用されていたゼロ・フレットを同様に採用し、ロー・フレットでの低めの弦高と優れた演奏性を実現しています。

[パーツ]

まるでモーター・サイクルのパーツのような鈍い輝きを持ったアルミ素材のコントロール・ノブと同様にアルミ素材のグレッチ・ロゴ入りビグスビーB6Cを採用しています。
アルミ素材のコントロール・ノブは、1960年代から1970年代に多く採用されたスタイルで、ヘッドのグレッチ・ロゴと合わせてチバユウスケ所有の1967年製のモデルを再現しています。
過酷なツアーにも耐え得るメタル製のアウトプット・ジャック・プレートを装備しています。
ボディーとの接点であるブリッジ・ベースはエボニー素材を使用し、ブリッジ・ベースとボディーの接点にはピンがあり、激しい演奏でもブリッジがズレない仕様になっています。
このピンド・ブリッジは近年生まれた仕様です。
ブリッジはオクターブ調整が可能なアジャスト・マティック、心臓部であるピックアップはグレッチ・オリジナルのハムバッカー・ピックアップのフィルタートロンを搭載しています。
シルバー・カラーのプレキシ・ピックガードは、ヴィンテージ仕様の厚手のものを使用し、このモデルだけに与えられた"テネシー・ブラック"の愛称が記載されています。
パーツはシルバー・カラーで統一され、ブラック・カラーとマッチし精悍な印象を与えます。

[フィニッシュ]

サウンドに大きな影響を与える塗装は、製造に非常に手の掛かるラッカーを使用し、落ち着いたセミグロス・ブラック・カラーで仕上げています。
ラッカー塗装は非常に薄く仕上げられ、長年弾きこむことでそのヴァイブレーションによってエイジングが進み、ボディー全体に鳴り響く効果が期待できるものです。

[その他]

G6119T-62TB-YCは、シミュレーテッドfホール仕様のためにサウンドホールからシリアル・ナンバー・ラベルは見えませんが、フロント・ピックアップの下にはシリアルナンバー・ラベルが貼られており、チバユウスケ本人直筆のサインが書き込まれています。
さらに、チバユウスケ本人とグレッチ・カンパニー社長のフレッド・グレッチ、グレッチ・プロダクト・スペシャリストであるジョー・カドゥーチの直筆サインの入った認定書とスペシャル・ハードケース、このモデルの魅力を解説したミニ・ブックレットが付属します。
G6119T-62TB-YC Tennessee Black with Bigsby®は、ブラック&シルバー・カラーの洗練されたデザインを持ち、シグネチュア・モデルの域を超え、長きに渡って親しめる素晴らしいギターに仕上がっています。

Photo by Yuki Shimbo

Photo by Maki Ishii

■Gretsch

グレッチ・チバユウスケ・シグネチュア・モデル
G6119T-62TB-YC Tennessee Black with Bigsby®
メーカー希望小売価格: ¥460,000-(税抜)
ハードケース、認定書、ギター解説ミニ・ブックレット付属
発売日: 2019年8月23日(金)
限定数量: 50本

お求めは、全国有名楽器店または、神田商会オンラインストアまでお問い合わせください。
※限定数量商品につき、ご注文が限定数を上回った場合、すべてのお客様が購入できるわけではありません。

■The Birthday Official Site

base inc. http://www.rockin-blues.com/category/the-birthday
UNIVERSAL MUSIC http://thebirthday.jp